結局?空の坂

2005年1月16日 読書
本棚整理中に出てきたミステリで見事に手を止められたヤツがもう一冊。山口雅也といえば『生ける屍の死』が有名ですが、お見合い事件シリーズやパラレル英国ものもいいですね。トリックの質や全体の雰囲気(ゲームブックみたいな不思議さ)としてはパラ英を舞台にしたキッド・ピストルズ君シリーズのほうが好きだったり。
実は、こちら『13人目の探偵士』は山口さんが受賞作『生ける…』の前に書かれたもので、受賞を機に掘り返されたことになります。不思議な平行世界、というテーマをフルに活用していて、気鋭な若手作家ならではの不思議なつくりになっています。拒絶される可能性も大きいですが、トリックや探偵のミステリが好きなら読んでみて損はないですね。キッドシリーズにもつながっていますし
なんでなかなか受賞作に出会えないんだろう?

忙しくてなにがなにやら…生活は何とか乗り切り、やっとゆっくりできる今週はお医者さん週間。イヤだなぁ・・自分治すヒマがあったらなにか手伝いたいですね。ご無沙汰だった読書ができるのは嬉しいけど、暇があると落ち着かなかったりする自分がいます。グータラにあこがれつつも多忙な日々に満足するのがボクなのかなぁ

あっ、こんどは佐野…(また発見)

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